Inkscapeで、アメーバピグのようなクォータービューを描く

クォータービューは、立体表現の描画方法の1つです。ゲームやソーシャルネットワークなどで活用される。2Dイラストで3D表現する手法です。

似たような手法で、アイソメ図があります。厳密な定義の違いがわかりません。が、アイソメ図は、120度(30度)のひし形で表現されます。クォータービューは、アメーバピグを参考にすると、ひし形の角度は、約128.88度(約26.56度)で表現されています。
今回は、アメーバピグの参考に 26.56度で制作しています。

斜め上から見たクォータービューのイラスト

クォータービュー用の結晶軸グリッド

Inkscapeには、予め3D表現ようのグリッド機能が用意されています。ドキュメントの設定より矩形グリッドの角度を変更します。

Inkscapeの結晶軸グリッド設定

クォータービュー用の基本パターン(四角)

基本パターンとなる四角形を描きます。これは単純にグリッドに沿えばOKです。その際、スナップ設定で「グリッドにスナップ」「ノードまたはハンドルをスナップ」をONにしておきます。すると、自動的にノードの頂点がグリッドに合うので正確にグリッドに合わせる事ができます。

Inkscapeのスナップコントロール

※.スナップコントローラーは、Inkscapeバージョンにもよりますが、右もしくは上部にある

クォータービュー用の基本パターン(円を描く)

円を描くのは大変なので、変形させてグリッドに合わせます。
まず、正方形の四角の中に円を描きます。この正方形と円をグループ化してグリッドに合わせ変形します。

側面の場合

  • 正方形内に円を描く
  • 正方形と円をグループ化。
  • スナップ設定を(グリッドに吸着・境界の角をスナップ)
    ※.この時は、ノードまたはハンドルスナップをOFF
  • グループ化オブジェクトを変形
    マウスでクリックして、変形・回転モードにします。この時にオブジェクトの中心位置を隅(角)に変更します。
    オブジェクトの両サイドに表示される平行移動(上下の矢印)を、ドラッグしながら菱形に変形します。

上面の場合

  • 正方形内に円を描く
  • 正方形と円をグループ化。
  • オブジェクトを45度回転
  • 菱形の下部をグリッドに合わせる。
  • 上下に縮小・左右に拡大してグリッドにあわせる
    ※.スナップの設定は、(グリッドに吸着・境界の角をスナップ・ハンドルスナップ)

クォータービュー基本:円の組み合わせ

応用例:本とグラス

四角形をベースとして描いた本。

クォータービューで描いた本の解説図

単純な立方体ですが、本の厚み。背表紙の厚みを入れると、それらしく見えるようになります。

複数の円をベースに描いたグラス。

クォータービューで描いたグラス(コップ)の解説図

グラスの場合も、ガラスに厚みを入れると、コップらしくなります。

クォータービューサンプルデータのダウンロード

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コメント

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匿名ユーザー

nice すばらしいです

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