Inkscapeのパスエフェクト ハッチ(ラフ)で手書き風イラスト

ハッチとは!?

絵画などで一定方向の平行線で埋める技法です。illustratorやInkscapeの場合、規則正しい線は容易にできるので、ランダム値が加わり、ハッチ=ラフ(手書き風)として使われることが多いです。デジタルだと、平行線はカンタンに作れますからね。

ハッチとは、斜線で塗られてイラスト

Inkscapeのパスエフェクト ハッチ(ラフ)の使い方

Inkscapeのパスエフェクト ハッチ(ラフ)の適用例

オブジェクトを選択して、パス→パスエフェクトエディッタを開きます。
新規エフェクトの適用から『ハッチ(ラフ)』を追加します。
(図1)

ハッチ(ラフ)の太さを変更する

ハッチ効果は、基本的にストロークを元に実行されます。ハッチの線、太さを変更する場合は、ストロークの線幅を変更します。
(図2)

ハッチ(ラフ)の密度を変える

ノードツールでオブジェクトを選択します。すると、○と◇が2つずつ表示されます。1つだけ離れている◇を動かすと密度とハッチの方向が変わります。

中央付近にある○から離れるほど、密度がうすくなり、近づけると濃くなります。また、○の下に移動すると、ハッチが上から下になります。
(図3)

Inkscapeのパスエフェクト ハッチ(ラフ)の密度の変更

ハッチ(ラフ)のはみ出し量

実際に、ハッチ(ラフ)を使って絵を描く場合、ハッチのはみ出し量を調整する必要があります。これは、パスエフェクトエディッタ:ハッチの『揺れの規模』1次側と2次側で調整します。1次側・2次側を0にするとはみ出なくなります。実際のハッチ(ラフ)の設定値

ストローク(線)も手書き風に!!

ついでなので、ストロークも手書き風にする方法です。
実は、パスエディッタの『パスに沿うパターン』などで手書き表現をする方法もあります。
Inkscapeで筆文字・毛筆に挑戦♪:参考)が、好みや絵のタッチなどで使い分けてください。

ストロークを手書き風にする

1.ストロークをパスに変更する。

オブジェクトを選択し、パス→『ストロークをパスに変更』を実行します。
(図2)

2.パスを揺らす

エクステンション→パスの変形→『パスを揺らす』を実行します。
(図3)

3.ノード数の追加と揺れの調整

手書きの感じを調整するには、『パスを揺らす』のパラメータを変更する方法もありますが、ノード数を増やす事で、揺れの感じを変更することが出来ます。
ここでは、エクステンション→パスの変形→『ノードの追加』を実行後、『パスを揺らす』を実施しています。
(図4)

ノード数の比較

作品例:Inkscapeのパスエフェクト手書き風

塗りの面積、大きいところを、Inkscapeのパスエフェクトのハッチ(ラフ)で塗りつぶしています。

Inkscapeのパスエフェクト ハッチ(ラフ) 作品例

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